ピンクリボンデイ「乳がんを知り、考える日」

すべての女性にピンクリボンを!
Pink Ribbon Day in SANDA 2023
乳がんを知り、考える日

 三田駅前は、朝から三輪神社の祭囃子、御神輿担手の威勢の良い掛け声が響く10月8日でした。
私たち、パイグループさんだは、今年で8年目となるPink Ribbon Day in SANDAを無事に開催することができました。
会場に足を運んでくださったみなさま、ZOOMからご参加の皆さまありがとうございました。
 先進国の中でがん死亡者数、罹患者数が増え続けているのは日本だけです。
なぜ、風邪をひくのか、なぜ虫歯になるのかを知っている人は多いと思いますが、なぜがんになるのかを知っている人はごくまれで、風邪予防のために、うがいや手洗い、マスクを着用したり、虫歯予防のために、歯を磨いたりするのに、がんの予防のために、日常的に何かをしているという人はあまり聞きません。また、早期発見、早期治療を目的とした健診の機会やいざというときの為の保険の情報は、沢山あるのに、がんの予防に関する教育を受ける機会や情報は残念ながらほとんどありません。

 今年のピンクリボンデイでは、 澤外科 院長 粟根 雅章 先生による「家でも受けられる緩和ケア」
人生会議(アドバンスド・ケア・プランニング)もしものときのことを考え、どのようにして欲しいかを話し合い伝える、もしバナゲーム(カードゲーム)
終末期をどこで過ごすか(病院/在宅医療でできること・長所短所)、在宅で過しながら、療養をつづけることができる
緩和ケア(がんの痛み治療)、ホスピス について講演ただきました。

「生活習慣病とがん」乳がんにかぎらずがん全体を通してどんな生活をすればがんを予防できるのか?がん教育という視点で、代表のエリスが講演しました。
がん予防(再発予防)は、あなた自身から始まります。
できることから取り組んでみてください。

健康的な食事と体重を維持すること。

抗酸化物質、ビタミン、ミネラルが豊富なさまざまな果物や野菜を摂取しましょう。
加工食品を減らしましょう。
精製穀物ではなく全粒穀物を選び、加工肉や肉の摂取を制限しましょう。
砂糖、砂糖入り飲料を減らし、食事中の砂糖の添加を制限しましょう。
飽和脂肪とトランス脂肪の少ない食事をしましょう。
あなたの身長と年齢から見て、最適な体重を知りましょう。 5kg 太りすぎるとがんのリスクが高まります。

定期的な身体活動

定期的に身体活動を行い、週に少なくとも 150 分間の中強度の運動、または 75 分間の激しい運動を目標にしましょう。
筋力トレーニングを取り入れて、筋肉量を維持しましょう。
ウォーキングや自宅での運動活動であっても、身体活動を続けてください。 できることはやってください。

アルコール摂取を制限する

受動喫煙を含むタバコの回避

がん検診と関連する血液検査(腫瘍マーカー・HbA1c )を年に1、2回受けましょう

非糖尿病範囲内の高ヘモグロビン A1c は、すべてのがんのリスクと関連しています。

ありがとうございました。

2023年10月09日